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20代から歯を真剣に守る

「最近、虫歯が気になるけど、歯医者ってなんか怖い…」
「ちゃんと歯は磨いてるつもりなのに、なぜか調子が悪い気がする」

そんな不安、ありませんか?実は、日本人の多くが歯の健康意識において世界的に遅れているといわれています。私自身、長年「痛くなったら歯医者に行けばいい」という昭和的な発想で、虫歯だらけになってから歯の大切さに気づきました。

でも、歯を失ってからでは本当に遅いんです。令和4年の歯科疾患実態調査でも20代の20~30%近くが歯に違和感を覚える自覚症状を持っています。
この記事では、歯に悩みを抱えるあなたに「今すぐ意識を変えるべき理由」と、「具体的にどう行動すればいいか」を解説します。またこれまで関心がなかった人には特に読んでほしいと思います。
「80歳になっても自分の歯で食べる」——その未来、今日のあなたの行動で決まります。


目次

「歯の健康=人生の幸福度」って、実は科学的に証明されている話

歯が健康かどうかは、見た目の問題だけではありません。
虫歯や歯周病を放っておくことは、脳・心・体の健康すべてにダメージを与えることがわかっています。
たとえば、噛む力が弱くなると脳の血流が低下し、記憶力や集中力に影響するという研究もあります。
また、歯が痛いとそれだけでストレスホルモン「コルチゾール」が増えるともいわれています。

だからこそ、歯の健康は見えない「メンタルの土台」でもあるのです。


歯を失うと脳が老ける?実は科学的な事実です

東北大学の研究によると、歯が20本未満になると認知症のリスクが10~20%上がることが示されています。
なぜなら、噛むことは「脳のトレーニング」だから。
ガムを噛むだけでも、前頭前野という「意思決定」や「記憶」に関わる部分の血流が増えるという実験結果もあります。

つまり、今の歯磨きが、未来の脳の働きを左右する可能性があるのです。


「笑えない」は心にブレーキをかける|笑顔と自己肯定感の関係

「歯並びが悪い」「黄ばみが気になる」「虫歯を見られたくない」——
そんな理由で、自然な笑顔が作れないと、自分でも気づかないうちに自己肯定感が下がる傾向にあります。
心理学の研究では、「笑顔を作るだけでも脳は“楽しい”と感じる」というフィードバック理論が有名です。

だからこそ、笑顔をためらわない口元づくり=心を解放する行動でもあります。


「歯医者が怖い」あなたへ|それ、条件反射かもしれません

歯医者に対する恐怖心、実は“過去の痛みの記憶”と“機械音”が条件づけられた脳の反応なんです。
心理学でいう「古典的条件づけ(パブロフの犬)」が関係しています。
でも、安心してください。脳は新しい記憶を上書きできるんです。つまり不快だった記憶を改めることができます。
たとえば、静かで優しい雰囲気のクリニックを選び、1回だけ“痛くなかった”という経験を積むだけで、脳の恐怖回路は書き換わります。


じゃあ、具体的にどうすれば?今日からできる歯の投資法3選

未来の自分を守るには、ほんの少しの「意識」と「習慣」がカギです。
ここでは、私が実際にやってみて本当に効果があったことだけを紹介します。
どれも、20代の今から始めれば将来数百万円分の治療費が不要になるかもしれないレベルの話です。
これは決して大げさな話ではありません。
日本はありがたいことに保険を使って歯の治療ができますが、本当に必要最低限のことだけしか賄えません。金属アレルギーのリスクがあろうと銀歯(最近はプラスチック製の白い詰め物も可能になってきました)が殆どです。保険適用の白い歯での治療も、可能な場合と不可能な場合がありますし、本当に自分の健康を考えて保険適用外の素材で…となった時、一本で済むかもわかりません。
さらに、近年は口の中の健康は体にも影響することがいわれています。
だから、虫歯にならないことが何よりも未来への貯金となるのです。


① 歯磨きは「時間」と「順番」・「歯間」が9割

歯磨きの理想時間は3分以上。でも、ただ長ければいいわけではありません。
歯医者さんが推奨するのは、「奥→手前」「歯と歯の間→表面→裏」の順。
私はこれを最初はスマホのタイマーで3分セットしながら、YouTubeを観つつやることで習慣化しました。途中で電動ブラシに変えてからは、自動で時間を計れる機能で効率的に磨けています。
歯間ブラシ or フロスも「絶対」です。私が普段使っているものを貼っておきますので参考にしてみてください。

歯ブラシで落とせる汚れは6割程度といわれています。しかしプラーク1㎎の中には10億個以上の細菌が存在しているといいます。見えている歯の表面に虫歯ができる経験はあまりありませんよね?多くは歯と歯の間や奥歯の溝に出来ると思います。そのため、歯間の汚れを意識的に落とすことが何よりも大事です

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② ナイトガードは“最強の保険”

私は寝ている間の歯ぎしりで朝起きた瞬間から疲労感があり、歯がすり減っていく恐怖に襲われていました…
その後ナイトガードを導入してから、その不安はなくなり安心して寝ています。
(実は家族以外の他人とのお泊りなどは歯ぎしりが恥ずかしくて、それもとても嫌でした…)
ナイトガードの費用は自費で約5,000〜10,000円ほどですが、一本の歯の治療費を考えれば激安です。


③ 定期検診は「歯医者を味方にする第一歩」

歯医者は「痛い時に行くところ」ではなく、「痛くない状態を保つために行くところ」です。
半年に一度、30分程度のチェックとクリーニングをしてもらうだけで、虫歯も歯周病もほぼ予防可能です。
また、行きつけの歯医者があるだけで、心の安心感が大きく違います。

ただ、信頼できる歯医者を見つけるは本当に至難です。いくら治療が大事といえど、削られてしまっては最後、元には戻りません。しかし、お医者さんも自分の技術と自身の見たてのもとで必要と思われる治療の提示をしてくれています。あとは治療にあたって自分自身である程度の納得はしなければいけません。後になって後悔しないためには自己責任の覚悟も必要です。
昔と違って今は患者の希望を聞いてくれて、問答無用で削られることは殆どないと思います。まずは希望を伝え、相談しながら治療方針を固めていくなどして、お医者さんとはその上で信頼関係を築いていきましょう。


【まとめ】

  • 歯の健康は脳・心・体すべてに影響する、人生の土台。
  • 「笑顔が増える」「集中力が上がる」「老化を防げる」——すべては歯から。
  • 今から始める3つの習慣(正しい歯磨き・ナイトガード・定期検診)で、未来の自分に歯を残しましょう。

“80歳になっても自分の歯で笑える人生”
それは、今日あなたが歯ブラシを手に取る、歯医者の予約をする、その一瞬から始まっています。

「あなたは、自分の歯で“最後のごはん”を食べたいですか?」
もし少しでもそう思ったなら、今すぐ、歯ブラシを手に取りましょう。
それが、10年後、50年後のあなたの豊かな生活を守る最初の一歩です。


 参考

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